「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」をゲームマスター目線から見た感想《ネタバレなし》

「広島マーダーミステリー初心者会」代表のあそびとCです。
この記事では「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド(GroupSNE/cosaicさま作)」をゲームマスター目線から見た個人的な感想を書いております

内容まとめ

・使命達成型シナリオ
・ボリューム、情報量やや多め
・舞台は現代。ゾンビがさまよう街のショッピングモールで暮らす人々が主役
・ゲームマスターは管理が大変
・エンディング分岐が10パターン以上

イメージしやすい世界観

今作はパラレルワールドの現代が舞台。 ゾンビがうろつく街のショッピングモールで暮らす8人の男女が主役です。 といってもホラーゲーム「バイオハザード」のようなゾンビに襲われる恐怖感というのは全くありません。
ですのでゾンビ苦手!な方でも問題なく参加できます。 あくまで物語の主役が孤立するための要素としてゾンビが使われているだけですのでご安心を。
もちろんゾンビと言うことで「感染」要素はありますが、ショッキングな画像も出てきません。 シナリオは使命達成型です。
Aさんは「ゲーム終了時に〇〇というアイテムを所有している」 Bさんは「犯人が逃げ切る手伝いをする」 という風に、それぞれ違う目的のために情報を集めます

ゲームマスターが居るゲーム会を推奨

今作には「犯人をみつける」「????」「????」と大きく3つの謎が仕組まれています。 ただし、3つの謎を全て解く必要はありません と言いますか、1キャラクターの行動力では全てを知る前にゲームが終了する可能性が高いです。 自分の勝利条件に必要な情報を集めることに集中することができれば満足ゆくゲームになります。 つまり情報量がやや多いので、ゲームマスターが居るかどうかで難易度が変わります。 マーダーミステリー数回経験者の方はサポートなしでも十分楽しめます。 初心者プレイヤーさんは全ての情報を頑張って繋げようとして自分の使命を忘れがちです。 ゲームマスターはしっかりサポートし、ゲームに慣れていない方はマスターが居るミステリー会を選びましょう

エンディング分岐が非常に多い

今作はなんとエンディングが10パターン以上もあります。 それだけプレイヤーの行動に幅があり、ボリュームのある内容だと分かります。
ただそのエンディングが昔のゲームブックさながらに飛び飛びに文章を読む形式になっています。 なので読む人も文字を追うので精一杯、聞く人も世界観に入りきれない、みたいな現象が起こります。 せっかくのエンディングがグダグダだともったいない... 更にエンディング直前のアクション処理も複雑で、処理を終えたプレイヤー達は疲れています。 ゲームマスターが状況を整理してエンディングを一気に読み上げることをオススメします。

ゲームマスターは常に気を配る

ゲームマスターは初心者さんのサポートに加え、ゲーム中のパラメータ管理、最後のアクション処理とやることが多いです。
パラメータ管理ではゲーム中に『パワー』というパラメータを使用してアクションを行います。 そのパラメータが変動するのでプレイヤーが使用する場合は確認しましょう。 アクション処理は特に『秘密』に関するアクションが複雑。
指名されたプレイヤーも「よくわからん...」となります。 マスターがある程度内容を把握しておき、アクション処理は極力スムーズに進むようにしましょう。 今作はゲーム中にプレイヤーからアクションについて尋ねられることが多いです。 その時は答えられる範囲で、そのキャラクターがそのアクションを持つ意味を話しておくと進行が上手くいきます

広島マーダーミステリー初心者会・独自の演出

当会のエンディングはイラストを添えたスライドショーを作成しました。 イラストがあることでプレイヤー達の行動が起こした結末がしっかり伝わります。 推理パートはしっかり頭を使う、エンディングはのんびり観るだけ、という切り替えが物語を深く伝えることに繋がりました。

実際に今作をプレイしている映像

今作の参加者さんから感想を頂きました!

「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」をゲームマスター目線から見た感想《ネタバレなし》

「広島マーダーミステリー初心者会」代表のあそびとCです。
この記事では「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド(GroupSNE/cosaicさま作)」をゲームマスター目線から見た個人的な感想を書いております

内容まとめ

・使命達成型シナリオ
・ボリューム、情報量やや多め
・舞台は現代。ゾンビがさまよう街のショッピングモールで暮らす人々が主役
・ゲームマスターは管理が大変
・エンディング分岐が10パターン以上

イメージしやすい世界観

今作はパラレルワールドの現代が舞台。 ゾンビがうろつく街のショッピングモールで暮らす8人の男女が主役です。 といってもホラーゲーム「バイオハザード」のようなゾンビに襲われる恐怖感というのは全くありません。
ですのでゾンビ苦手!な方でも問題なく参加できます。 あくまで物語の主役が孤立するための要素としてゾンビが使われているだけですのでご安心を。
もちろんゾンビと言うことで「感染」要素はありますが、ショッキングな画像も出てきません。 シナリオは使命達成型です。
Aさんは「ゲーム終了時に〇〇というアイテムを所有している」 Bさんは「犯人が逃げ切る手伝いをする」 という風に、それぞれ違う目的のために情報を集めます

ゲームマスターが居るゲーム会を推奨

今作には「犯人をみつける」「????」「????」と大きく3つの謎が仕組まれています。 ただし、3つの謎を全て解く必要はありません と言いますか、1キャラクターの行動力では全てを知る前にゲームが終了する可能性が高いです。 自分の勝利条件に必要な情報を集めることに集中することができれば満足ゆくゲームになります。 つまり情報量がやや多いので、ゲームマスターが居るかどうかで難易度が変わります。 マーダーミステリー数回経験者の方はサポートなしでも十分楽しめます。 初心者プレイヤーさんは全ての情報を頑張って繋げようとして自分の使命を忘れがちです。 ゲームマスターはしっかりサポートし、ゲームに慣れていない方はマスターが居るミステリー会を選びましょう

エンディング分岐が非常に多い

今作はなんとエンディングが10パターン以上もあります。 それだけプレイヤーの行動に幅があり、ボリュームのある内容だと分かります。
ただそのエンディングが昔のゲームブックさながらに飛び飛びに文章を読む形式になっています。 なので読む人も文字を追うので精一杯、聞く人も世界観に入りきれない、みたいな現象が起こります。 せっかくのエンディングがグダグダだともったいない... 更にエンディング直前のアクション処理も複雑で、処理を終えたプレイヤー達は疲れています。 ゲームマスターが状況を整理してエンディングを一気に読み上げることをオススメします。

ゲームマスターは常に気を配る

ゲームマスターは初心者さんのサポートに加え、ゲーム中のパラメータ管理、最後のアクション処理とやることが多いです。
パラメータ管理ではゲーム中に『パワー』というパラメータを使用してアクションを行います。 そのパラメータが変動するのでプレイヤーが使用する場合は確認しましょう。 アクション処理は特に『秘密』に関するアクションが複雑。
指名されたプレイヤーも「よくわからん...」となります。 マスターがある程度内容を把握しておき、アクション処理は極力スムーズに進むようにしましょう。 今作はゲーム中にプレイヤーからアクションについて尋ねられることが多いです。 その時は答えられる範囲で、そのキャラクターがそのアクションを持つ意味を話しておくと進行が上手くいきます

広島マーダーミステリー初心者会・独自の演出

当会のエンディングはイラストを添えたスライドショーを作成しました。 イラストがあることでプレイヤー達の行動が起こした結末がしっかり伝わります。 推理パートはしっかり頭を使う、エンディングはのんびり観るだけ、という切り替えが物語を深く伝えることに繋がりました。

実際に今作をプレイしている映像

今作の参加者さんから感想を頂きました!